トンネルぬけて

墓参りに実家に行って帰りがてら、
一駅向こうに住む友人U作を誘い、地元で呑む。
となると、いつもの居酒屋（骨付き鶏もも肉のなんやかんやが旨い！）
から、鄙びた銭湯という、二人にとっちゃ定番のほろ酔いコース。
サイコーっす。

その銭湯。
男湯女湯をまたぐ番台。
めちゃめちゃ熱い湯舟がひとつと洗い場。
「時間ですよ」な昭和のニオイが
なんとも落ち着くんだなあ。
ある意味、いや、これぞまさしく
スーパー銭湯だな。
極楽、極楽......。




帰路に着こうとしたJR、よくあることだが、遅れていて、
U作の家に泊めてもらう。
リビングとの間仕切のような、マーシャルのアンプ。
フルテンで鳴らしたいところだが、深夜だ。大人だ。
ヴォリュームをしぼってギターを鳴らすが、
そばの一面のたんぼで鳴き喚くカエルの大合唱は
ピークを振り切っている。
マーシャルかたなしだ。

そんなこんなで夜も更けて、
二人、ギター片手に「トンネルぬけて／ボ　ガンボス」のコピー。
お互い酔ってるし眠たいしで、不完全燃焼のまま、宿題。

あそこ、B7th　でした。

風がさわぐ夜は、うちへ帰りたくないよ＿